こんにちは!やきそばです!
今回は「私が好きなブレイクダンスの曲【邦楽】」というテーマで、日本のヒップホップアーティストからファンクバンド、さらには昭和歌謡といったジャンルから歌物を中心に紹介していきます。
ダンサーの方は練習やショーケースに、またダンサーでない方も聴くだけでも十分に楽しめるので、最後まで聴いてみてください。
ブレイクダンスの曲【邦楽】
RHYMESTER / B-BOYイズム
まず最初に紹介するのは、日本ヒップホップ界の大御所グループ、RHYMESTER(ライムスター)の「B-BOYイズム」です。
世のB-boy、B-girlを今もなお躍らせ続けている名曲です!イントロが流れるだけで会場から歓声が巻き起こり、会場のお客さんは歌詞を覚えているのでRHYMESTERと会場のみんなとで大合唱が起こるという、この曲がどれだけ愛されているのかがわかります。
この曲はThe Jimmy Castor Bunchの「It’s Just Begun」とDick Hymanさんの「Give It Up or Turn It Loose」がサンプリングに使われています。
元ネタ1 The Jimmy Castor Bunch / It’s Just Begun
サックス奏者のJimmy Castor(ジミー・キャスター)さんを中心に結成されたアメリカのファンクバンド、The Jimmy Castor Bunch(ジミー・キャスター・バンチ)。このバンドの数々の曲がサンプリングとして、数多くのアーティストに使われています。
特にこの「It’s Just Begun」は曲のあらゆる部分がサンプリングに使われていて、元ネタは知らなくても、他の曲で聴いたことがある方もいるかと思います。
B-boy、B-girlにとってはアンセム的な1曲です。
元ネタ2 Dick Hyman / Give It Up or Turn It Loose
Dick Hyman(ディック・ハイマン)さんはアメリカのジャズピアニストで、他にもピアニスト、オルガニスト、アレンジャー、音楽監督、エレクトロニックミュージシャン、作曲家と数多くの分野で活躍しています。
「Give It Up or Turn It Loose」はシンセサイザーの電子音が心地いい曲で、この曲が収録されているアルバム「The Age Of Electronicus」(1969年にリリースされた作品)は電子音楽シーンの一歩先を行った作品と評価されています。
RHYMESTER / ザ・グレート・アマチュアリズム
お次もRHYMESTERの楽曲で「ザ・グレート・アマチュアリズム」です。
この曲もB-boy、B-girlのボルテージをガンガンにアゲてくれる名曲です!このトラックの悶絶必至なギターのメロディーにズドンと低音の効いたビートが、最高にかっこいいですね。
サンプリングは使用せず、ギターの演奏を録ったもの。
因みにこのギターのサウンドはサンプリングではなく、竹内朋康さんが演奏したものを使用しています。
竹内朋康さんは日本のファンクバンドSUPER BUTTER DOGの元ギタリストであり、この後に紹介するヒップホップユニットのマボロシでもギターを担当しているミュージシャンです。
マボロシ / 廻シ蹴リ
マボロシは先ほど紹介した、RHYMESTERのメンバーの1人であるMummy-D(マミーディー)さんとミュージシャンの竹内朋康さんが結成した、ヒップホップユニットです。
この曲もブレイクダンスのバトルでよくかかります。ギターの音色がとても特徴的で耳に残ります。また、Mummy-Dさんが歌う「Kick The Verse 歌詞蹴っとばす まるでストレスとばす ジェットバス」は聴いていても口ずさんでも気持ちのいい名リリックだと思います!
フルで聴きたい!という方は、こちら(ニコニコ動画)で聴いてみてください!
元ネタ Big Daddy Kane / Set It Off
アメリカのヒップホップシーンを牽引してきたラッパーの1人である、Big Daddy Kaneさんの「Set It Off」はギターの音色にKaneさんの熱のこもったフロウが感情を揺さぶります。
ダンサーはもちろん、ヒップホップ愛好家には避けて通れない名曲です。
Mellow Yellow / TOP ROCK
MELLOW YELLOWは3人組ヒップホップグループです。メンバーの1人にRHYMESTERのメンバー、Mummy-Dさんの弟のKOHEI JAPANさんがいます。
ブレイクダンサーならつい身体が反応してしまう曲です!イントロのスクラッチから始まり、パーカッションのグルーブが素晴らしい!踊らずにはいられない!バトルでも盛り上がります。
元ネタ De Wolfe Music / The Hawk
元ネタの「The Hawk」は、イギリスのレーベルであるDe Wolfe Musicが1972年に発売したアルバム「Hogan, the Hawk and Dirty John Crown」の1曲目に収録されています。
インスト曲なので、パーカッションなどの打楽器の音をはっきりと聴くことができますね。また、当時はまだDJ文化が普及していなかったので、もちろんスクラッチ音も打ち込みのビートも聴くことはできませんが、演奏された楽器の作り出すグルーブを感じることができます。
DOSMOCCOS / FridayNight feat.COMA-CHI
3人組ヒップホップグループ、DOSMOCCOS(ドスモッコス)がラッパーのCOMA-CHI(コマチ)さんをフューチャリングに迎えた楽曲「Friday Night」です。
クールなホーンの音色とヒップホップのビートがオシャレです!練習やショーケースのネタにぴったりな1曲です。
在日ファンク / むくみ
7人組のファンクバンド、在日ファンクから「むくみ」です。
タイトルからコミカルな曲なのかと思いますが…そうなんです。コミカルなんです。ですが、コミカルなのは歌詞で、サウンドはバリバリにカッコいいです!しかし、この曲を聴いているとある大御所ミュージシャンを思いだしませんか?
ボーカルの浜野さんの歌い方からわかるとおり、在日ファンクというバンド自体が、James Brown(ジェームス・ブラウン)さんを意識したバンドになっています。
James Brownさんの楽曲はダンサー御用達なので、もちろん在日ファンクの曲に反応してしまうのは当然のことなのです。
泰葉 / フライディ・チャイナタウン
シンガーソングライター、タレントとして活躍している泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」です。この曲は泰葉さんのデビュー曲にして代表曲で、なんと作曲までこなしています。
サビでの泰葉さんの力強く突き抜ける歌声がスカッと爽快な曲です!サウンド面は切ないピアノに軽快なパーカッションが絶妙にマッチしていて、どこか切なくもノれてしまう不思議な魅力を持った曲です。
黛ジュン / ブラック・ルーム
歌手、女優の黛ジュンさんの「ブラック・ルーム」です。
キャッチーな歌い出しから始まり、バンドが作り出すファンキーなグルーブがブレイクダンスを踊るのにぴったりです!海外でもバトルなどでかけられていている人気曲で、とても知名度が高い曲です。
いかがでしたか?
今回は「私が好きなブレイクダンスの曲【邦楽】」を紹介しました。
次回は「私が好きなブレイクダンスの曲【洋楽】」を紹介したいと思っています!
それではまた次回もお楽しみに~!
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