こんにちは!やきそばです!
唐突ですが、みなさんは「ミシェル・ゴンドリー」という方をご存じでしょうか?
えっ!?知らない!?それはちょうどよかった!
今回は「映像の魔術師!ミシェル・ゴンドリーのMV特集」というテーマでみなさんに紹介したかったんですよ!
それでは、MVを紹介!…の前に、まずはミシェル・ゴンドリーについてお話しします。
- ミシェル・ゴンドリーってどんな人?
- ミシェル・ゴンドリーの手掛けたMVを紹介!
- The White Stripes / Fell In Love With A Girl
- The White Stripes / Hardest Button To Button
- The White Stripes / Dead Leaves And The Dirty Ground
- The chemical Brothers / Let Forever Be
- The Chemical Brothers / Star Guitar
- Kylie Minogue / Come Into my World
- Steriogram / Walkie Talkie Man
- Daft Punk / Around The World
- Lucas / Lucas with the lid off
- Gary Jules / Mad World
- Mad World のオリジナルはTears For Fears
ミシェル・ゴンドリーってどんな人?
ミシェル・ゴンドリー(Michel Gondry,1963年5月8日~)さんはフランスの映画監督・脚本家・映像作家です。
フランスのロックバンドOui Oui(自らもドラマーとして在籍していた)のミュージック・ビデオを手掛けてキャリアを始める。1993年に発表したビョークさんの「ヒューマン・ビヘイビア」のミュージック・ビデオが評判になり、以来ビョークのビデオクリップを多数製作。その他、ザ・ローリング・ストーンズ、ケミカル・ブラザーズ、レディオヘッド、ホワイト・ストライプス等を手がける。
リーバイス、GAP、コカ・コーラ、ナイキなどのテレビコマーシャルも手がけ、数々の賞を受賞。
2004年公開の『エターナル・サンシャイン』でチャーリー・カウフマンさん、ピエール・ビスマスさんと共にアカデミー脚本賞を受賞。
出典:wikipedia
MVだけにとどまらず、CMや映画の分野でも賞を受賞している多才な方なんです!
それではいよいよ、MVの紹介にいきたいと思います!
ミシェル・ゴンドリーの手掛けたMVを紹介!
The White Stripes / Fell In Love With A Girl
アメリカの姉弟バンド(本当は元夫婦)のThe White Stripesの「Fell In Love With A Girl」です。
私がミシェル・ゴンドリーさんを知るきっかけになったMVで、当時このMVを見た私は衝撃を受けました!
ええぇぇぇ~~!!このMV…レゴブロックでできてない!?
調べてみると、実写とCGで一度撮影・編集したビデオをドット単位に分解して、LEGOブロックで再構築し撮影するという手法で制作しているみたいですね。
メイキングを発見しました!↓
ここまで再現できるレゴブロックのすごさとともに、このMVに対する制作陣の並々ならぬ意気込みが伝わってきますね!
The White Stripes / Hardest Button To Button
こちらもThe White Stripesからの楽曲「Hardest Button To Button」です。
このMVもいったいどれだけの時間を要したんだろうというようなMVですね…。
メイキングです。↓
ストップモーション撮影だと思うのですが、これも大変そうです…。
さらに曲に合わせて楽器が増えたり減ったりしていて、これを1回1回手作業で運んでやっているのかと考えると…眩暈がしそうです。
The White Stripes / Dead Leaves And The Dirty Ground
このMVもThe White Stripesから「Dead Leaves And The Dirty Ground」です。
このMVの映像表現どこかで見たことありますよね?そう!今では見かける機会が多くなった、プロジェクションマッピングに似ていますね!
このMVがつくられた2000年代にはすでに、プロジェクションマッピングの技術はあったのですが、そこはミシェル・ゴンドリーさん!アナログな手法で表現することにしたのか、壁にプロジェクターで映像を投影して表現したんですね!
しかし、こうして見てみると手作りの温かみのある作品に感じますね!
The chemical Brothers / Let Forever Be
1989年にトム・ローランズさんとエド・シモンズさんによって結成された、テクノ・ユニットのThe Chemical Brothersの「Let Forever Be」です。
映像と映像の繋ぎが凝っていてとても面白いですね!ダンサーの方を見てみると、1テンポずつずらして踊っています。
私は経験者なのでわかるのですが、揃えて踊ることが多いダンスにおいて、この1テンポずらして踊るのってすごく難しいんです。きっとこのMVも、何テイクも撮りなおして完成させたのではないでしょうか。
こちらもメイキングがありました!↓
このメイキング映像では、ダンスの練習風景や撮影時の様子を見ることができます。みなさんとても真剣に撮影に挑んでいますね。映像にはThe Chemical Brothersの2人も出ていますね!
The Chemical Brothers / Star Guitar
同じくThe Chemical Brothersから「Star Guitar」です。
このMVよ~く映像を見ていると、何かに気が付きませんか?
そうです!このMVは音と背景の景色が合わさっているんですね、音を可視化したMVになっているんです!
いったいどうしたらこういった発想が思いつくのでしょうか…。すごすぎます。
メイキングはこちら!↓
メイキングを見てみると、1つ1つの音を紙にペンで記入していく、とてもアナログなやり方でつくっていたんですね~!その後書き上げた音の位置にフォーク、缶詰、オレンジ、靴などを置いていき(!?)実際に映像として撮ってみるという、なんとも気の遠くなる作業です。
いくつのオレンジや缶詰を使ったのか気になります。
Kylie Minogue / Come Into my World
オーストラリア出身のシンガーソングライター、Kylie Minogueさんの「Come Into My World」です。
このMVでは撮影は1台のカメラのみのノーカットで行われていて、カイリーさんが街を1周2周と回るたびにカイリーさんや街の人々が増えていくという謎の多いMVです。
メイキングはこちら!↓
メイキングを見ると、やはりこのMVも大掛かりな撮影だというのがわかりますね!
街並みはNYを模したセットをつくったみたいです。そこにカイリーさんや20人の人間を周回ごとにずらして配置し、計4周の撮影した映像を合成させたのがこのMVだったんですね~。
ミシェル・ゴンドリーは針の穴に糸を通して引っ張ると、糸が何重にもなるマジックからヒントを得たそうです!
Steriogram / Walkie Talkie Man
1999年にニュージーランドで結成された5人組バンドSteriogramの「Walkie Talkie Man」です。
このMVは毛糸を編んでつくられたMVです。なんだかかわいいですね。
ただこのMVも手間と労力を考えるとかわいいとはいえないのでしょうが…。
メイキングはこちら!↓
やはり大変な撮影だったみたいですね。街並みや車や道路も毛糸を編んでつくられています。最後の方に出てくる巨大な手も毛糸ですね。こんな風に撮影していたんですね~。
Daft Punk / Around The World
トーマ・バンガルテルさんとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストさんの2人組からなるエレクトロ・デュオのDaft Punkの「Around the World」です。
これはまたシュールなMVですね。音に合わせていろんな格好をしたダンサーが踊っています。このMVも音を可視化した感じがします。
メイキングはこちら!↓
ダンスの練習やセットの作製から設営などの舞台裏が見られますね。
その他ダンサーの衣装や照明など細かいところまで手が加えられていることがわかります。
映像やダンスを見ていると80年代の懐かしい感じも伝わってきますね!
Lucas / Lucas with the lid off
デンマークのラッパーLucasさんの「Lucas with the lid off」です。
このMVも面白いですね!本来ならカットして次の場面となるところを、カットせずに次から次へと場面転換しているのがすごいですね!
さらにすごいのは、編集、カット、デジタル処理なしでこの撮影を行ったそうなんです!
その苦労のかいもあり、このMVは第37回グラミー賞のベストミュージックビデオカテゴリーにノミネートされました。
Gary Jules / Mad World
アメリカのシンガーソングライター、Gary Julesさんの「Mad World」です。
このMVは、建物の屋上から地上をを映すと、子供たちが“人文字”ならぬ“人絵”で、人の顔や家、車、鳥などを表現していきます!
そしてこのMVも例のごとく、1発撮りみたいですね。なので人絵の方たちはなかなかのプレッシャーがあったのではないでしょうか。
Mad World のオリジナルはTears For Fears
ちなみに、Tears For Fearsの「Mad World」がオリジナルになります。
カバー曲と比べると、オリジナルはテクノポップで明るい感じの曲だったんですねー。カバーとオリジナルでここまで印象の違う曲も珍しいですね!
このMVにはバンドの友人や家族も出演しているそうですよ!
いかがでしたか?
今回は「映像の魔術師!ミシェル・ゴンドリーのMV」を紹介しました!
ミシェル・ゴンドリーさんの手掛けたMVは、他にもたくさんあります!Youtbeなどで検索をすると見られるので、ぜひ見てみてください!映像集も販売されているので、気になった方はそちらもチェックしてみてください!
それではまた次回もお楽しみに~!
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